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ホームジムに最適なバーベルシャフトの選び方

マンションの平均的な広さの部屋に作るホームジムでは、ジムと同じ長さの220cmのバーベルシャフトではかなり長くて設置できない、設置できても窮屈でプレートの着脱がやりにくい、ということが発生します。

そのため基本的に180cmクラスの、いわゆる「ショートスリーブシャフト」を使うことが日本のホームジムの鉄板と言えます。

マンションの1部屋にホームジムを作る場合は180cmほどのシャフト

マンションのような6畳くらいの部屋でホームジムを作る場合、標準的な220cmのストレートバーは扱いにくいです。そのため、180cmクラスのショートスリーブシャフトを選ぶ必要があります。

私がこれまで使ってきたのはIVANKOの28mm径の180cmクラスのストレートシャフトで、現在はGYMWAYの50mm径の180cmクラスのものを使用しています。

ホームジムの前提条件

マンションでは超高重量の筋トレができないことを理解しておく

まずはマンションなので音は振動とともに下に直接響き、左右にも、さらに上にも伝わります。私の家は最上階にも関わらず、階下のどこかの家の子どもが走り回る足音が聞こえます。それくらい地面に直接振動が加わると上の階にすら伝わってしまいます。

このことから、マンションのホームジムではジムで行うような超高重量のスクワットやデッドリフトはできないと考えたほうが良いです。バーベルプレートを床に落としたり、セーフティーバーやラックにガシャン!!と戻すことは迷惑でしかありません。

結論

低価格で耐荷重量が少ないシャフトでも、ホームジムなら問題ない

上記のことから、マンションなど集合住宅にホームジムを作る場合、超高重量の筋トレは最初からできないと割り切ることが必要で、ということは重くても160kgくらいの耐荷重量があるストレートシャフトならどれを選んでもそこまで大きな差がありません。

あとは使ってみないことには、グリップ部分のローレット加工やプレートスリーブ部分の回転度合いなど、細かいところは好みになってきます。

バーのスペック条件を確認

ショートスリーブバーは色々なメーカーから発売されていて、価格はピンキリですが、ハーフラックやスクワットラックで使えないサイズのショートスリーブバーも流通しているので注意が必要です。条件は下記の通りです。

このふたつの条件です。特にバーの内側のサイズが130cmないとハーフラックやスクワットラックのラック部分に掛けることができません。格安のショートスリーブバーは内側が短いものが混ざっているので選ぶ際は注意してください。

ちなみに内側のサイズが90~120cm程度の短いものはプレスベンチ用だったりするので、粗悪品ではありません。

ハーフラックやスクワットラック、パワーラックで使える内側130cm以上のショーストスリーブバーは国内では数が限られているので、私が使用しているバーでほぼ一択になると思います。

私が使っているストレートシャフト

私は50mm径のオリンピックプレートを取り付ける、GYMWAYのショートスリーブパワーバーを使用しています。

スペックは下記の通りで、業務用レベルの高級クラスのスペックでほぼすべての人が満足できます。

製造国 台湾
スリーブ直径 50mm
全長 190cm
スリーブ間 131cm
プレート装着部 26.5cm
シャフトのしなり 硬い
耐荷重量 680kg
バーの重量 16kg
価格 41,610円

190cmとやや長めですが、耐荷重量が脅威の680kgということでジムでパワーリフターが使うレベルの品質。そのためホームジムではオーバースペックではありますが、安心して使えると評価できます。

最近のハードな筋トレを行うホームトレーニーの多くがこのGYMWAYのショートスリーブシャフトを買っているようなので間違いない商品です。私も使っていてまったく不満がありません。

余談

28mm径のスタンダードシャフトはお薦めしない

余談になりますが、28mm径のスタンダードシャフトは安いですし、28mm径のプレートも50mmプレートよりも安くて、トータルで安く上がるのは間違いありません。実際に私はIVANKOのスタンダードシャフトとIVANKOのラバープレートを5年ほど使っていました。

ベンチプレスをする程度であれば使えないこともありませんが、デッドリフトやバーベルカールのときにプレート装着部分のスリーブが回転しないため手首へ負担がかかることで、快適なレップができず少しストレスがあったんですよね。

50mmのオリンピックシャフトはプレートが接地するシャフト部分の内側にベアリングが入っていて回転するため、バーを握った手首にまったく負担がかからず快適にトレーニングが出来ます。これはジムと同じ快適度です。

ストレートシャフトは基本的に破損することはなく、ほぼ生涯使えるため、安い28mmのシャフトではなく、50mmのシャフトを最初から買ったほうが良いです。

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