マンションでホームジムを作るならハーフラックかスクワットスタンド一択
多くの方が対象となる、マンションの一室をホームジムにする場合、パワーラックではなく、ハーフラックやスクワットラックがおすすめです。
実際に私はマンションで4.5畳からスタートし、5畳、6畳そして現在は5畳の部屋にホームジムを作っていて、ハーフラックやパワーラックを売却して買い直して、を繰り返し、現在はスクワットラックを利用しています。
マンションでホームジムを作る場合は、「とにかくコンパクトで軽量」を心がけることです。
提起
ホームジムの器具を軽量コンパクトにする理由
ホームジムのラックを軽量にする理由をまとめました。
- 本体重量、プレート、ベンチ、自分の合計数百kgが床に負荷としてかかる
- 経年負荷によって将来的に床材が割れる可能性、たわむ可能性
- 引っ越し、ラックの売却や廃棄の際の作業負荷大
- 自分の死後、一般人が重く長いラック類の解体をするには無理がある
直近のことで考えると「床への継続的な過負荷を減らしたい」ということで、マンションの1室にホームジムを作るならできるだけ軽くて頑丈なラックを選ぶべきとの結論に至りました。
多くのラックを使ってきましたが、最終的に人生の折り返しを考えると、ホームジムの利便性とその利便性をキープした上での「身軽さ」を両立するのが最適解なのではないかと。
私の体験と現状
私が現在使っているスクワットラック
現在私が使っているスクワットラックはMBCパワーの180cmサイズのスクワットラックです。ここに210cmの支柱を買い足して、そこにプレート100kg以上を収納して使っていました。
210cmの支柱からプレートを外してバーへ簡単に着脱できるのでとても便利でしたが、床材のクッションマットがどんどん潰れていくので合計150kg(ラック全体で200kg以上)ほどの床への負荷・負担を心配していました。
MBCパワーのラックのメリット
- 分厚く頑丈かつ、重量のある素材で、ボルトも極太を採用し業務用に容易に耐えうる設計
- パーツを組み合わせて拡張がしやすい
MBCパワーのラックのデメリット
- 自宅で1人が使うだけなら、頑丈すぎてオーバースペックであり、重すぎる
- ちなみにデメリットは「重い」くらいしかない
結論
上記を踏まえて、今私が選ぶハーフラックとスクワットスタンド
前提の理想としては、ラック本体の重量を軽量化し床への負担を軽減させることと、後に解体する場合の負担軽減のふたつを条件として、今私が選ぶならこのハーフラックとスクワットラックです。
iROTEC(アイロテック)ハーフラックHPM
- 本体サイズ W約122cm×約D122cm×H約184cm
- 重量 約56KG
- 価格 55,000円 送料無料
全体的にコンパクトで軽量化
本体サイズは標準的なスクワットラックと同等ですが、重量が56kgしかないので軽いのが特徴です。
理由は各パーツが細いこと、奥行きが122cmで短いこと、支柱が180cm程度しかないため、トータル重量が軽くなります。とは言え、支柱を補強プレートで両サイドから挟み込んで固定するなど安定性は確保されていて、個人がホームジムで毎日使う程度であれば耐久性も問題なと感じます。
さらに各パーツは業務用に比べると細いですが、鉄の厚みがしっかり3mm確保されていて業務用レベルと同等なのも好印象です。
高さ180cmがマンションのホームジムに使いやすい
特に天井の梁が出ているマンションでは180cm程度の高さがベストです。200cmのパワーラック、ハーフラックだと梁や場合によっては設置してあるエアコンに干渉して壁際に設置できないことが多々あります。私もそれが理由で180cmのスクワットラックを最終的に使用しているわけです。
ハーフラックではなくスクワットラックと考えたほうが良い
アイロテックはハーフラックとしていますが、180cm程度だとチンニングするにはやや低いため基本的にスクワットラックに分類されます。
私が使っているMBCパワーの180cmのスクワットラックにはチンニングバーを追加して、膝を曲げて脚が地面につかないようにチンニングしています。できないことはないけど、ちょっと気を使う、という感じですね。
セーフティーバーが61cmもあるのでベンチプレスもスクワットも安心して使えるはずです。これはROUGEやMBCパワーの影響で国内メーカーも以前と比べてセーフティーバーがかなり長くなった改善点と言えます。